近年では、広範囲に渡る大規模災害、局所的に起こる激甚災害などが顕著です。突然の災害によって起こる住宅環境や職場環境の棄損は、何より大切な「生活の質の低下や崩壊」を来たします。そのため公平・公正、的確かつ迅速な鑑定業務は、いち早い損害からの復旧において、非常に重要な意味を持ちます。
多くの新しい科学的研究で、人間の能力を補完・向上できる技術革新が進んでいます。これらを活用することで、正確、迅速かつ高品質な鑑定業務の実現が可能と考えます。被災者の一日も早い復旧や、保険者の迅速な事故解決にも大きなメリットを創出し、信頼に足る鑑定業務を行います。
日常生活における突然の事件・事故、災害に備える保険は、快適な生活を維持・継続する上で大変重要な意味を持ちます。損害鑑定とは、その保険をいかに有効的かつ機動的に機能させるかを考える「下支え」の一端を担うものです。
よって、的確な鑑定能力のための研鑽は、常に欠かせません。また、鑑定に有効な新しい機材の導入を行うことは、保険者・被保険者を問わず有用です。迅速かつ正確、合理的で安心な、鑑定技術の開発を常に意識しています。
大規模災害時など、同時多発的に発生する被災者を、待たせることなく解決に導くことと同時に、モラルハザードを起こさせない為の、公平公正で、個人の能力に頼り過ぎない、質の高い鑑定業務の提供を目標としています。
人生において、事故や災害は出来ればあって欲しくありません。しかしながら好むと好まざるとに関わらず、それは突然に起きてしまいます。とても辛い状況…その時に、損害登録鑑定人として、事故の実態を丹念に、入念に調査し「Meticulous = 細部まで行き届く」だけの、卓越した鑑定技能を磨き続けます。
被災者個人のみならず、保険制度・保険者も含めた大局的な意味での「社会貢献」を目指します。
損害保険登録鑑定人とは、決して華々しい仕事ではありません。また往々にして被災者の最悪の場面に立ち合います。だからこそ、その被害復旧において「Unsung Hero = 縁の下の力持ち」として、全力を尽くしたいと考えています。スピード感と正確性を兼ね備えた損害調査には、鑑定人としての能力+蓄積されたデータに基づく最新技術の融合は急務です。常に「縁の下の力持ち」として、その能力を磨く事を惜しまず励みます。